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コラム&Tips

iPhoneなどのスマートフォンのカメラで商品写真を撮影することは可能?

スマホでの撮影

意外に侮れない?近頃のスマホカメラ

近頃はスマホのカメラ性能がかなり進歩してきました。以前はケータイカメラの写真は画質的には辛いものが多かったのですが、近頃のスマホカメラは意外に侮れない場合もあったりします。

私もiPhoneを使っていますが、条件が良ければかなりきれいに写ります。こだわりたい人向けのカメラアプリや画像加工アプリもたくさんリリースされていますし、「カメラはスマホで充分」という人も多いと思います。

ではスマホのカメラを使って商品撮影はできるかどうか?

まずは望遠アダプターを使いましょう

例えばiPhoneの場合、レンズはズームのないいわゆる「単焦点レンズ」で、その焦点距離は35mm判換算で33mm程度。

レンズの焦点距離とは、
・焦点距離が長ければ望遠撮影ができる。
・短ければ広角撮影、すなわち広い範囲をワイドに撮影できる。

というものですが、
iPhoneのカメラは少し広角(ワイド)寄りとなっています。

この画角、記念撮影などをするには使いやすい画角ではありますが、広角レンズはどうしても遠近感が強調されて被写体の形のゆがみが大きくなりがちなので、ここは望遠撮影用のアダプターなどを使用したいところではあります。(ただし性能の良いアダプターを探す必要がありますが)

撮影用の照明器具を用意しましょう

実は写真の画質を決定するのはカメラやレンズの性能だけではなく、被写体を照らす光の善し悪しが結構重要だったりします。

少々極端なことを言えば、良い光が当たっていれば、カメラの性能が低くても、結構良い画質の写真が撮れることがままあります。もちろんカメラやレンズの性能が良ければ、さらに高画質の写真が撮影できるのですが、頑張って高額な機材を揃えなくても、それなりの写真を撮影することは不可能ではない、ということで。

ポイントとしてはストロボの光を直接当てるようなものではなく、拡散光、つまり磨りガラスを通って入って来るような光や、反射照明の光のような柔らかい光がたっぷりとあることが必要です。
光がたっぷりあると、カメラは性能を発揮しやすいのです。 真剣ブツ撮りには夜の室内で普通に天井の照明を付けた程度の明るさでは少々厳しい。 (※極端に多すぎる光は眼やカメラにダメージを与える危険があります)

小物撮影用の照明器具などはネット通販でもいろいろと手に入ります。 そのような照明器具などは是非用意したいところです。

三脚があると色々ラクです

望遠レンズアダプターなどを使うと手ブレが起きやすくなりますが、ちゃんとした撮影用の照明をしていれば、シャッター速度も十分稼げるので手ブレの可能性は低くなります。そのような場合、三脚は絶対ないとダメというものでもありません。

が、実際に撮ってみると分かると思うのですが、撮影中は商品のアングルを変えてみたり、背景や照明の角度を変えてみたりとカメラ以外のセッティングに意外に手間がかかります。そうするとカメラは三脚で一定の位置に固定されている方が色々ラクです。スマホ用の三脚も販売されているようなので、そういうものを利用するのがオススメです。

コスパの問題。やはり物足りないという場合は?

「そこまでやるなら無理にスマホ使わず、普通のズーム付きのコンデジをブツ撮り用に別途購入した方が良いのでは?」という声も聞こえそうですが、コンデジ買っても照明機材や三脚はあったほうが良いことには変わらないので。。。

もちろん機材は良いものを使った方が、より高画質な写真を撮影しやすいのですが、その分コストもかかりますし。 すでにある程度高画質で撮影できるスマホなどがお手元にあるのであれば、商品撮影用にデジカメを別途購入するよりも照明機材などを買って来た方がコスパは良いのではないかと思います。

そこでやはり物足りないと感じられる場合は、商品写真撮影用のカメラ導入やプロへの撮影依頼などを考えても良いのではないでしょうか?