おはようございます。年が明けたと思っていたらもう1月も折り返しとなりました。
今年最大のスーパームーンを横浜で写真撮影
個人的に今年(2018年)のお正月の初日の出は見ていないのですが(寝てました)、翌日の1月2日の月は今年最大のスーパームーンとのことでしたので、日没直後に水平線から昇ってくる満月の写真を横浜で撮影しました。
(厳密には1月2日明け方の月が最大だったようですが…こちらも寝ておりました)
この撮影した時のホワイトバランスはマニュアル設定で「色温度5,000K」です。
通常はカメラ任せのオートで良いのですが、日没や夜景はホワイトバランスがシビアなのでマニュアルとしました。
水平線近くの月の色を自然に表現しやすい5,000Kの色温度設定
ちなみにDTPなど印刷物のデザイン制作時のパソコンモニターの色温度設定も5,000K程度がおすすめ。
(Webデザインの場合はもう少し高めの6,500K。)
そして日中晴天の太陽光の色温度も5,500Kくらい。
太陽表面温度は約6,000K。
数値的にほぼほぼ揃っているのですが、この一致は偶然…ではありません。
太陽の光を自然に表現するにはこのくらいの色温度設定が有効なことが多いのです。
(蛍光灯下ではホワイトバランスの色温度設定を「5,000K」で撮影すると緑色がかって撮影されてしまいます)
水平線近くの月は大気の層を通過する距離が長いので、肉眼で見ても夕焼け同様に赤っぽく見えますが、こういった色の変化を撮影するにはホワイトバランスを「太陽光(大体5,000Kくらい)」で撮影するとうまく行きます。
ただし地平線に近いと大気の揺らぎの影響で、はっきりくっきりとは写りません。
月だけをアップで撮影するとこのとおり(下の画像)。
煙突の排気の影響もかなりありそうですが。。。
こちらもホワイトバランスは5,000Kで撮影しています。
色温度設定が同じなのに上の写真より赤く、アンバー寄りに見えるのは少し暗めに写しているから。
露出をアンダー目にすると色乗りは良くなるのです。
色温度についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事も併せてご覧ください。