あれよあれよで1月が過ぎて行き、もう2月も5日目ですね。
年末〜お正月休み明けのドタバタがようやくひと段落した…という方も多いと思いますが、そうこうしているうちにもう2020年も12分の1が終わってしまいました。時間が経つのは早いです。。。
ともかく今年、2020年はオリンピックやパラリンピックもあるので日本の景気が上向くことを期待したいところです。「景気向上」とはつまり「商売繁盛」なわけですが、商売繁盛に広告宣伝は不可欠、ということで今回のブログは広告宣伝の基本ツールのーつでもある「折込チラシ」について。
気になるのはやはり広告予算
チラシを配布する手段としてよくあるのは、新聞折り込みやポスティング。
他にも地域のタウン誌に折り込んでもらうとか、郵便局に置かせてもらうなどの方法もありまして、それぞれ一長一短があるのですが、予算に余裕があれば複数の配布手段を利用されるのがおすすめです。
広告を打つ(広告を配布することを「打つ」と言います)とき、気になるのはやはり広告予算ですね。
広告制作会社もタダで仕事はしてくれませんし、印刷するにも配布するにもお金は必要。
印刷費用に関して言えば、チラシやリーフレット、カタログなど広告印刷物は印刷部数が多くなるほど単価が下がる傾向があります。印刷部数が増えればデザイン制作料金や印刷の版代をそれだけ分割できますので。
お問い合わせの確率が一定レベルを下回ると。。。
非常にざっくりした話をすれば、印刷枚数は1千枚と1万枚の比較でも印刷コストの差は2倍程度で済むので(印刷内容やサイズ、使用する用紙の種類や厚さにより異なります)チラシは多めに印刷した方が単価の面では有利。そのようなわけで折込チラシの印刷部数は大体少なくても数千枚、実際のところは数万枚単位で印刷することが多いのが実情です。
広告は販売を後押しする「営業ツール」なのですが、営業というのはやはり「確率論の世界」で考える必要がどうしてもあるわけで、配布の絶対枚数が少なければ見てもらえる確率も、お問い合わせしてもらえる確率も当然下がります。
その確率が一定レベルを下回れば「広告にかけた労力と費用が全部ムダ」ということも起こり得ます。
「反響ゼロ」の可能性とリスクヘッジ
と、いうことで表題の「広告のチラシを撒いても反響(お問いわせ)が来ない?」件については、例えば不動産広告などでは商品力とタイミング(意外に重要です)によっては、それなりの物量の広告を投入していても「反響ゼロ」ということが起こり得ます。特に中古物件を1〜2件載せただけのチラシなどは商品の数が少なく、さらに広告で訴求する対象になる人(つまり買ってくれそうな人)も限られるので反響の数はどうしても少なくなりがち。
こういう場合はリスクヘッジとして、他にも物件情報を(小さくても良いので)いくつか掲載しておくことをお勧めしています。
と言ってもそういう特殊なものは例外で、広告しようとするのがよほどの不人気商品(サービス)でもなく、チラシの配布エリアやタイミングを間違えなければ「反響ゼロ」ということはあまりない…と思います。
が、反響を増やそうとして広告の表現を「ひねりすぎ」てしまって第三者の視点から見ると「何が言いたいのかわからない」広告になって反響が伸びない、ということは有り得ます。多額の予算がかかっているはずのテレビCMですら、数年に1本くらいの割合で「大外れ」をやらかすことがあるくらいですので。
「嘘・ズレ・無理」は嫌われると言いますが、広告を見る人はその辺かなり冷静に見られているので、作る側は注意が必要です。