おはようございます。今日から9月となりました。残暑見舞いの季節も終了ですね。
お店も秋モードの内装に模様替えし始め、広告も秋を意識したデザインのものが増えてきました。
9月というと気分的には「秋の始まり」という感じだったりしつつもまだ暑いことが多いのですが、今朝は涼しいを通り越して肌寒いほど。なんだか本格的に秋に突入したかのような感覚を覚えますが、来週はまた暑くなるようです。
今回は私事で恐縮ですが、独立開業14周年を迎える件について。
あと1ヶ月で14周年となります。ありがとうございます。
1ヶ月ほど先の話になりますが、2017年10月1日、当事務所「グラッドワークス」は前身の「アルファデザイン」時代を含めて開業14周年を迎えます。
これまでご支援頂いた皆様に感謝致します。
フリーランスのデザイナーとして私が独立開業したのが2003年。
その前は都内の広告制作会社で働いておりましたので、独立後はその時と同じクオリティでの制作を心がけて参りました。近年はデザイン用のコンピュータやソフトウェアが進歩しているので、そういう道具に随分助けてもらっています。
インターネットとパソコンのおかげで仕事が回って入る部分も多々あり、日々の業務を進める上でIT技術の恩恵をかなり受けていると感じます。
会社組織と個人デザイン事務所。そのメリットとデメリット
先述のように、私はデザイン制作会社に勤務ののち、独立して個人営業のデザイナーとなりました。
その経験から、会社組織と個人営業のデザイン制作の違いについて書いてみたいと思います。
会社組織での広告制作は通常、
・デザイナー
・コピーライター
・カメラマン
・営業
といったスタッフがチームで取り組みます。
大きな案件であれば複数のデザイナーが関わり、それを束ねる「アートディレクター」がいたり、さらに全体の制作総指揮を行う「クリエイティブディレクター」がいたりします。
グループで仕事をするので、手数を要する大きな案件であるほど有利になります。
こなせる仕事が限られる(かもしれない)「個人営業」デザイナー
個人で運営しているフリーランスのデザイン事務所の場合、基本的に事業主であるデザイナーが制作します(一部業務を外注している場合もあります)。
制作物のクオリティはそれまでの実績(制作物)を見れば想像できますし、会って話してみれば信頼できそうかどうかもある程度推測できるでしょう。
ただし、基本的には営業もデザインもコピーライティング(宣伝文章を考えること)も一人で行っているので、こなせる仕事の量が限られてきてしまう場合があります。大規模案件を短期間で仕上げるような仕事には向いていないことがあるかもしれません。
しかし(一部の有名クリエイターは例外として)、人件費は抑えられます。
広告宣伝費用の削減にもつながります。
おそらくフリーランスのデザイナーも玉石混淆だと思われますが、一定以上の経験とスキルがあって、きちんと約束を守って仕事のできるデザイナーに仕事を発注することができれば、コストを抑えつつ、質の良い広告宣伝ができるかもしれません。
うまく行けば良い選択かもしれない「フリーランス」。でも見つけるのは大変?
問題は、求めるスキルを持ったフリーランスのデザイナーを見つけられるかどうか。
探せば結構大勢いるフリーランスデザイナーの中から、安心して仕事を任せられるデザイナーを見つけるのは結構大変かもしれません。
この辺は運不運というか、ご縁もあるのかなと思います。
というわけで当個人デザイン事務所、「グラッドワークス」は広告主様にとって「良い選択」となれるよう、日夜努力してまいります。
今後とも、宜しくお願い致します。