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ゴシック体と明朝体、だけじゃない書体の世界

都立小山内裏公園のアジサイ

おはようございます。多摩ニュータウン西端は雨上がりの朝です。
先日6月7日、関東甲信地方でも梅雨入りが発表されました。四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方で一斉に梅雨入り発表だったので「もう来たの?」という感じでしたが、ほぼ平年並みの梅雨入りだった様子。

上の写真は当事務所近隣の都立小山内裏公園のアジサイです。ついこの前(と感じている)さくらの花見をした南大沢駅まで続く桜並木も濃い緑の葉が茂り、もうすっかり夏の様相となっております。

ところで今回はデザインと書体選びのお話です。
 

ゴシック体と明朝体、それぞれの特徴

書体といえば「明朝体」とか「ゴシック体」くらいはご存知の方が多いと思います。
一般的な印象としてはゴシック体の方が力強く、読みやすい書体で、明朝体はフォーマルで繊細な印象です。
 
ゴシック体と明朝体イメージ
 
ホームページの本文用書体はゴシック体にするのが一般的です。ゴシック体の方が可読性に優れますし、特に日本語書体の場合、使用するパソコンによっては明朝体はキレイに表示できないこともあるという事情によるものです。

最近は「Webフォント」と呼ばれるものもあり、パソコンに入っていない書体もインターネットからダウンロードしてホームページで使用できる、というものがあるのですが、これも日本語書体の場合、フォントのデータが重いことや、Windows7では綺麗に表示できない場合があるなどまだ問題もあります。

しかしパンフレットやチラシなどの印刷媒体の場合のデザインではそのような制限はありません。
表現したい内容に合わせて適切な書体選びをすることができます。
 

デザイン意図の表現には膨大な書体の種類が必要です

「明朝体」とか「ゴシック体」と簡単にまとめて書いていますが、実は「明朝体」にもそれぞれ膨大な種類があります。

専門外の方から見ると大差ないように見える場合も少なくないかもしれないのですが、実際にレイアウトを組んだ時の印象や読み易さなど、やはり違いはあります。同じ明朝体でも現代的な印象のものや古典的な印象のものがあり、表現したい内容によって使い分けます。

プロ用の書体サービスなどでは使用できるフォントの数が膨大にあり、慣れないと書体を探すだけで大変だったりするのですが、やはりデザイン意図に合った書体をきちんと選ぶためには色々な種類の書体を揃えておきたいところです。
 

プレミアムフライデーの書体指定に見る、フォント選びの微妙なところ。

例えば最近何かと話題の「プレミアムフライデー」。
プレミアムフライデーのロゴマークは上記ホームページで配布しています(申請が必要)。

ロゴマークとともに使用する書体も推奨されている書体があり、プレミアムフライデーのロゴ使用規定(PREMIUM FRIDAY VISUAL IDENTITY GUIDE [vol.3] )では「筑紫オールド明朝_M」となっていますが、実際には「筑紫Aオールド明朝 M」になるのかなと思われます。

書体は上記リンクからご覧になれます(別ウィンドウで開きます)。
(閲覧する端末によっては見られない場合があるかもしれません)

「普通の明朝体と何が違うの?」と思われるかもしれないのですが、少しクラシックテイストの書体で、味わいがある書体です。大人の優雅な(プレミアムな?)週末の夜をイメージして、華やかな印象を出せることを意図したものと思われます。

気にしない人は気にしないかもしれないのですが、こういう書体の微妙な違いは、気になり始めると気になるもので、デザイン業者は大抵フォント選びにはこだわります。
 

広告物の制作実績を、このホームページでご確認頂けます

チラシやパンフレット、メニューなどの印刷物/ホームページの制作、運営管理/写真撮影やイラスト作成まで幅広く行っています。各種広告制作物の実績の一部を公開中です。

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