おはようございます。当事務所「グラッドワークス」のある横浜市都筑区でも朝から太陽がギラギラと照りつけて、今日も暑い1日になりそうです。今日からお盆休みの連休明けという方が多いと思いますが、熱中症や新型コロナに気をつけつつ、頑張りすぎない程度に頑張ってまいりましょう。
なんだかんだで8月も後半です。暦の上では今年の「立秋」は8月7日。もうとっくに「秋」に突入しているのですが、現実には夏の真っ盛りの状況。それでもあと半月後にはもう9月になりますので、デザイン屋的には「秋の広告」を考える時期が始まっています。
と、いうことで秋の広告でウケる(と思われる)デザインの戦略的表現について書いてみたいと思います。
赤からオレンジの色彩で秋らしさを演出
秋のイメージといえば色彩的にはやはり紅葉(または黄葉)。モミジやイチョウなど、赤〜オレンジ〜黄色といった色彩の美しさで季節感を演出する手法は秋の広告表現の基本ですね。
あとは収穫のイメージ。日本人的にはやはり米。豊かな収穫のイメージはポジティブな印象で広告への親和性も高いです。
食欲につながる表現は訴求力という面で魅力的
収穫つながりでは栗やキノコ類も鉄板の広告表現アイテム。松茸などは高級食材ということでそれだけでインパクトというかありがたみもありますし。食欲につながる表現は、やはり広告戦略上の訴求力という面でデザイン屋としても魅力的な手法ではあります。
果物類は色彩的にも華やかになりやすいので使いやすいですね。やはり赤〜オレンジ〜黄色系統の色が多くなるのですが、明るいイメージにしたければ青空や緑の葉の色を「差し色(さしいろ)」的に使ってあげると広告イメージを軽くできます。
逆に黒を多用して重厚なイメージでの広告デザインもありかと思われます。その辺は宣伝したい商品・サービスの特徴に合わせて考えて行くことになります。
秋のイメージの定番といえば。。。
「食」つながりではやはりサンマ。秋のイメージの定番ですね。先の松茸などは高級品でなかなか口にできない場合も多いのですが、手に入りやすく、口にする機会も多いサンマは広告を見る人の食欲をよりダイレクトに刺激できる、かもしれません。
こちらも秋の定番、満月とススキ。ウサギを絡めれば子供向けの表現にも使えるので、うまく使いこなせば子供から大人まで幅広い層に訴求するには良いテーマです。
と、いうことで最後はやはりハロウィーン。最近の秋の広告表現では「定番中の定番」となりました。色彩表現としてはオレンジと黒で統一すれば良いので広告デザインにも使いやすいですね。
デザイン的なインパクトもありますし、この後に控えているクリスマス商戦との親和性も高く、戦術としても戦略としても横断的に展開できるのが強い。秋の広告のハロウィーン重視の傾向はまだ当分続きそうです。
秋の色彩表現については下記も併せてご覧くださいませ。