おはようございます。横浜市都筑区のデザイン事務所「グラッドワークス」です。今日は久々に快晴の朝となっております。今年の関東地方の梅雨明けは長引きそうですが、豪雨災害などこれ以上発生しないと良いですね。
新型コロナウイルス(COVID-19)の方も最近の感染者数が東京をはじめ各地で随分増えてしまっていることも気がかりです。。。当事務所の地元神奈川県でも感染者数拡大傾向のようですが、一人一人が感染拡大防止のためにできることをして行くしかなさそうですね。
商売をされている方には逆風の日々が続きますが、今回は感染防止対策をしっかりした上での自社の広告宣伝アピールについて書いてみたいと思います。
自己アピールは必要ですが…
商売をする上でまず大切なのは自社の商品やメニュー、サービスを知ってもらうこと。
知らないお店やネットショップなどには行くことができませんので、どんなにマジメに良い仕事をしていても広告宣伝活動を何もしなければお客様は来てくれないですね。
ということで自己アピールは大事ですが、ともすると自画自賛になってしまってイメージダウンするリスクはあります。商業活動全てに言えることだと思いますが、広告宣伝においてもお客様にメリットがあることが大事かと。
駅前でティッシュ配っているのはお客様にメリットがあるからですが、そのような粗品を渡す(いわゆるノベルティですが)形でなくても、「面白い」とか「興味がある話」「おトク情報」などは見る人にもメリットがありますね。
広告業者がよく口にするカタカナ用語の「カスタマーベネフィット」とは要するにこのことです。
いろいろ載せると伝わる話も伝わらない?
まず必要なのは「わかりやすい」こと。
できれば小学生でもわかるレベルの簡単な話にします。
小学生レベルの話では伝えきれない場合は中学生レベルでも良いですが、なるべくわかりやすく。
そして伝えたいことの要点を3つくらいに絞って、その「分かりやすい3か条」を意識した構成・デザインで広告を制作します。
広告にいろいろ載せると伝わる話も伝わりませんので。
忙しい方々にもなんとか話を聞いて頂くために
では、なぜそこまでわかりやすくする必要があるのか。
「子供向けの広告ならともかく、大人向けの広告なら多少難しくても良いのでは?」というご意見もあるかもしれません。広告制作の意図として「あえて難易度を上げる」という手もなくはないのですが、通常は「簡略化・簡易化」の方向でデザインするのがセオリーです。
もちろん広告宣伝しようとする相手の人々は高校生、大学生レベルの話でも理解できる人が多いと思われるのすが、常日頃から街も電車もテレビもネットも広告だらけの状況にいるので皆さん広告にはあまり興味がない。
そして忙しい。あるいは他の用事がある。
広告を見るために街を歩くなんてのは広告業者くらいでしょう。
多分。
なので広告でいきなり込み入った話を仕掛けても「めんどくさい」「胡散臭い」と思われても致し方ないわけで、そこをなんとか話を聞いて頂くための初手としてまずは「分かりやすい3か条」で目を止めてもらう必要があるのですね。
その「分かりやすい3か条」が見る人のニーズに合致していれば目を留めてもらえる可能性は高まるでしょう。
目を留めてもらえればもう少し詳しい話にも進めます。
「高校生レベル」の話を持ち出しても聞いてもらえるかもしれません。