8月も今日を入れてあと9日。
今年の夏は新型コロナと豪雨で大変でしたが平穏な日常に戻って欲しいところですね。
地元ネタで恐縮ですが、昨日は神奈川県の横浜市長選挙の投票日でしたので都筑区の「東山田スポーツ会館」に投票に行ってきました。コロナ対策もかなり厳重にされていて緊張感ありましたが、投票自体はスムーズに完了。
「投票証明書」なるものをもらってきました。
ところで今回は初めての広告発注であると良いものについて。
創業や新規開業などに伴い、チラシやホームページ、名刺やパンフレットなど、広告制作会社に初めて発注するというときにご用意しておいていただくと役立つと思われるものについて書きました。
「より集客できたり売れたりする広告」を作るために
ホームページや折込チラシ、折りパンフレットなどの制作を発注される時、可能であれば
制作の足掛かりとなる資料や情報があるとより良い広告ができる可能性が上がります。
何しろ広告物というのは基本的にオーダーメイドで作りますので、
「出来あいのものから選んでおしまい」
という形にはならないことが多いです。
もちろん情報がほぼない状態でも「それらしくまとめたもの」を作ることはできます。
が、それだとどうしても「ありきたりなデザイン・内容「になってしまい「目新しさ」も「インパクト」も弱くなりがちな傾向であることは否めないところ。
せっかく広告を打つ(配布する)のであれば、よりアピールできるものを作りたいところですよね。
そのためにも「現場の生の情報」があるとより効果的なアピールができるものを作りやすくなります。
端的に言えば「より集客できたり売れたりする広告」が作りやすくなる、ということですね。
「嘘」「ズレ」「無理」の「広告三悪」とは?
世の中には大量の広告があるので、ありきたりな広告は埋もれてしまいがちでなかなか見てもらえなかったり、見てもらえても印象に残らず即ゴミ箱行き…ということになりがちです。せっかく手間暇と広告予算を使って広告を打つわけですから、広告を作る側からすれば
「お願いだから見てください!」
と言いたくなるところですが。。。
かと言って目立とう、インパクトを強くしようと頑張っても、内容的に「外して」しまうと逆効果になる場合もあります。
これがいわゆる「嘘」「ズレ」「無理」の「広告三悪」と呼ばれるものです。
「広告三悪」について、詳しくはこちらをご覧ください
【コラム&Tips】広告を見てもらうための「インパクト」と「ウソ・ズレ・ムリ」の落とし穴
広告作りには貴重な「現場の生の情報」
「外さない広告」づくりのためには、やはり的確な「情報」が必要です。
お打ち合わせの際に伺った情報を元に当事務所の方でも調査はします。
が、やはりお客様の日々の経営を通して得られた「生の情報」は貴重です。
でも普段広告作りに縁がない方だと、
・「何をどんなふうに売りたいか」
・「想定される顧客はどんな人か」
・「競合他社に対する自社の優位性は何か」
・「お客様は何を求めているか」
など質問されてもなかなか答えにくい…という方も少なくないのではないでしょうか?
【ぜひご用意いただきたい】広告制作に役立つ!資料や情報の例3種
そこで用意しておいていただけると役に立つ、と思われるものをピックアップしてみました。
【①御社での過去の広告物など】
・過去に広告を打った(配布した)ことがあればその時の広告物
(例えばチラシやパンフレットなど)
・自作のチラシでもOK
内容について後から「もっとこうすればよかったかも?」と思ったようなことがあれば、そちらもぜひお聞かせください。
【②他社さんの広告物で気になったもの】
同業他社さんで気になる(参考にしたい)広告などがあれば、なるべく保管しておいて頂くのがおすすめです。
他業種でも内容やデザインなど印象に残ったものや、デザインや雰囲気がお好みのものなどあればやはり保管をお願いします。
チラシでもカタログでも会社案内でもなんでもOK。他社さんのホームページで良いと思われるものがあればそういうものも参考になります。
(※参考にはしますがそのまま流用はいたしません)
【③その他メモ書きも意外に役立つことがあります】
・キーワードだけでもOK
・箇条書き程度でもOK
・創業の経緯
・取引先からの評価
・譲れない一線(こだわり)
など。
生のご意見、ご要望を広告に取り入れると、説得力が変わる!
先述のように「ありきたりの内容」でもそれらしい広告を作ることはできます。
しかしそれではどうしても広告として弱くなりがちですが、営業や販売の最前線におられる方からの生のご意見、ご要望を的確に広告に取り入れることができると、説得力が違ってきます。
私自身の経験的にも、やはり実体験を通して得られたリアルな情報というのは強いです。
そのような情報をどのように広告内容に取り入れるかが、デザイナーやコピーライターやクリエイティブディレクターといった広告制作者のスキルであり、個性でもあります。(それを見て御社に合う制作者かどうかを判断することもできると思います)
広告予算の有効活用という面でも、まずはできる範囲で資料などご用意しておいて頂くのがおすすめです。