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【商品写真撮影】スマホと一眼レフカメラの3つの違い

何が違うの?という話

今日は8月最後の金曜日ということで「プレミアムフライデー」ですが朝から雨ですね。早く帰ることのできる方もそうでない方も暑かった8月、お疲れ様でした。
 

新商品には欠かせない商品写真の撮影

来週からは9月ということで広告的には秋のテイストを前面に押し出したデザインで行く会社やお店も多いことと思われます。特に飲食系やファッション系の広告では秋の新商品の宣伝も本格化する時期ですが、新商品には商品写真の撮影がつきもの。

小さなお店ではとりあえず商品写真撮影をスタッフの方が行い、SNSなどにアップする場合もあるかと思います。
スマホなら無料のアプリも豊富なのでお金をかけずにお店の宣伝ができて便利ですね。

しかし「スマホだとなかなかイメージ通りの写真が撮れにくい」という問題はやはりあります。
そうなるとプロが使っているような一眼レフカメラ(またはミラーレス一眼)を使ってみようか…となる(かもしれない)のですが、一方で「スマホのカメラと一眼カメラでそんなに違うのか?」という疑問が出てくるかもしれません。

スマホカメラと、一眼レフやミラーレス一眼などの大きなカメラの違いは、ざっくり言って下記の3つに収束するのではないかと思います。

イメージセンサーのサイズが(かなり)違う
・用途に分けて色々なレンズを使い分けられる
・外部ストロボなど、周辺機器などの拡張性が違う

以下、それぞれについての説明です。
 

【違いその1】イメージセンサーのサイズが(かなり)違う

イメージセンサー

これが一番大きいのですが、カメラの写りは基本的にはセンサーサイズに比例します。スマホの場合はレンズの奥に隠れてイメージセンサーは見えないのですが、レンズ交換式カメラの場合は大抵レンズを外せば見ることができます。(レフ機ではミラーアップが必要です。一部見ることのできない機種もあります)

カメラのイメージセンサーのサイズは色々あるのですが、スマホで使われているイメージセンサーはかなり小さくて、例えばiPhoneの場合、下の図のオレンジ色で示したサイズのものが使われています。(他のスマホも大体同じくらいと思っておいて頂いて宜しいかと思います。)

イメージセンサーのサイズ比較

ちなみにiPhone Xも広角側カメラは1/3型センサーを使っているらしいですが、他の規格に比べるとずいぶん小さいことがわかります。

イメージセンサーは小さな画素が集まったような構造をしているので、画素数が同じであればセンサーサイズが大きい方が一つひとつの画素の大きさは大きくなります。

画素が大きいと良いことが色々あるのですが、一番の恩恵はダイナミックレンジの広さ。

「ダイナミックレンジ」とは真っ黒から真っ白までの階調のきめ細かさと思っておいて頂ければ宜しいかと思います。センサー上の一つ一つの画素が大きければ、より豊かな階調と色彩を再現することができますし、後から写真を加工して明るくしたり暗くしたりしても破綻しにくい。いわゆる「レタッチ耐性が高い」画像が得られます。

広告用の商品写真はなるべく「良さそうに見える」ことは重要なので、このような画質の良し悪しは重要です。
 

【違いその2】用途に分けて色々なレンズを使い分けられる

一眼レフやミラーレス一眼カメラのレンズは種類が色々あり(広角レンズとか望遠レンズとかマクロレンズとか)、用途に合わせて最適なレンズを使い分けることができます。

例えば不動産広告ような写真なら超広角レンズを使用してワイドに撮影したり、逆にブツ撮り(スタジオでの商品撮影など)では望遠レンズを使って歪みが少なくシャープな画像を撮影するなど。
(マウントアダプターなどが必要なものもあります)

レンズ自体のサイズが大きいということは(一般論としては)光学的な設計に無理がなく、シャープさや画面の均一性に優れます。

スマホ用にも後付けのレンズで望遠にしたり広角にしたりできますが、本格的に仕事用の写真撮影をしようとなると、エントリークラスのレフ機でも良いのでレンズ交換式を使用するのがおすすめです。
 

【違いその3】外部ストロボなど、周辺機器などの拡張性が違う

ミラーレス一眼カメラ

外部ストロボが使えたりリモートスイッチ(いわゆるレリーズ)が使えたりと一眼カメラは周辺アクセサリーを色々追加できます。(機種によってはあまり追加できないものもあります)

撮影内容もブラケット撮影やテザー撮影、バルブ撮影など各種撮影機能があり(機能は機種により多少異なります)「撮影専用デバイス」ならでは様々な撮影機能が搭載されています。
 

いずれはスマホに全て取って代わられるかもしれませんが…

主に上記のような理由で商品写真撮影など仕事用の撮影では一眼カメラを使う人が多い…という状況で、少なくともあと10年くらいはこの状況は変わらないと思います。

とは言っても最近のスマホのカメラの性能向上は凄まじく、条件が良ければかなり綺麗な写真を撮ることができるようになりました。センサーサイズの小ささを電子技術で補っている上に、最近は複数のカメラを搭載して記念撮影レベル以上の撮影もできるようになりつつあります。「SNOW」のような自撮り画像加工アプリもありますし。

おかげでコンパクトデジタルカメラはあまり売れなくなっているようですが、これも時代の流れですね。

このペースでスマホカメラが進歩し続けると、そのうち仕事用の撮影もスマホで済ませられる日が来るのかもしれません。スマホでの昇進写真撮影については下記の過去記事も併せてご覧ください。

広告に使う商品写真の撮影知識(入門編)スマホでOK?

 

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