おはようございます。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で営業自粛しているお店や施設が多い今日この頃ですが、どちらさまも体調に気をつけてお過ごしください。
先週「緊急事態宣言」が発令され、いわゆる「3密(密閉・密集・密接)」を避ける必要あり、とのことで「テレワーク」、つまりネットなど使用しての在宅勤務での仕事が推奨されていますが、日々の業務を自宅などで行うとなると普段といろいろ勝手の違う点が出てくると思います。
個人的には十数年間フリーランスの個人デザイン事務所としてやって来ましたので、自らの経験をもとにテレワークでありがちと思われる問題と解決法について考えてみたいと思います。(※個人レベルでの創意工夫の話になりますがご了承くださいませ)
コミュニケーションの問題
テレワークやリモートワークなどで一人で仕事していると同僚と気軽に言葉を交わすこともできませんし、一緒に昼食に行って気軽に情報交換などもできません。
連絡不行き届きで「伝えたつもりが伝わっていなかった!」となると困ります。メールで伝えても相手によっては読んでくれていない、ということも考えておく必要があるかもしれません。かといってメールしてからさらに確認の電話をかけるのもあまり合理的ではない気もします(状況次第ですが)。
今はメール以外にもビジネス用のチャット(会話)ツールなどもいろいろありますので、これらを使ってこまめに連絡を取るようにするのが良いのかなと思います。インターネットのおかげでテレビ電話も比較的簡単にできるようになりましたし。
あまり頻繁過ぎたり、必要ない情報まで大量にメールで送信したりすると、先方に迷惑になる場合や、必要な情報が埋もれてしまって伝わらないなどの弊害も起きかねませんので効率的でわかりやすい内容にまとめる工夫も必要かもしれません。
高解像度の画像などデータサイズの大きいものを送りたいときはメール添付で送信するよりも「ファイル転送サービス」など使うのがおすすめです。無料で使えて(有料のものもあります)操作も簡単なのでおすすめです。
「ファイル転送サービス」については下記(過去記事)も併せてご覧ください。
モチベーションの問題
自宅で仕事する、ということは通勤時間はゼロ。片道1時間以上かけて通勤されている方などからすれば往復で2時間とか3時間とかまとまった時間が節約できてそのぶん時間にゆとりができますね。しかし一方で「公私の線引き」がしづらくなり、「仕事モード」になりにくくてモチベーション(やる気)が出ないという人もいらっしゃるかもしれません。
個人的にモチベーション維持の手っ取り早い方法としては、Webデザインの仕事にしても広告制作の仕事にしても、仕事の完成までのステップを数段階に分けて、自分から「いついつまでにこの段階まで進めます」と宣言してしまう、ということをよくやります。
例えばチラシの大ラフ(大まかな案出し)とか、最初のデザイン案とか、そういういくつかのステップ毎に自分から締め切りを設定して宣言してしまいます。これをやると「自分から言い出した約束を守れないのはカッコ悪い」という心理が働くのでサボれません(笑)。
デザイン制作の進捗状況をステップごとに確認できるようにしておくことは制作側にとっても、広告主様側にとっても安心感を持てるとも思います。
「それでもモチベーションが維持できない」という方は下記(過去記事)も併せてご覧ください。
運動不足の問題
先述のように在宅での仕事は通勤時間を削減できて効率的ではあるのですが、電車通勤などはなんだかんだで結構歩くのでこれが良い運動になっていたりします。在宅ワークのやりやすい人はデスクワークの人が多いと思いますので、通勤がなくなるとどうしても運動不足になりがちです。
通常であれば定期的にスポーツジムに通うなどするのがおすすめなのですが、ここ最近はジムも新形コロナウイルス感染防止のため営業自粛中のところが多いのでこちらも対策が必要です。(「コロナ太り」なんて言葉も聞きますし。。。)
散歩やジョギングなどはOKのようですが、他の人との距離をある程度開けて(いわゆる「ソーシャルディスタンス」)飛沫感染などのリスクを避ける配慮が望ましい様子。
最近は自宅で運動するための動画がネットで色々と閲覧できますので、こういうものを利用されるのも良いかと思います。
例えばこのような。↓(外部サイトです)
コナミメソッドまとめ:動画で解説!コナミが教える正しい運動のコツ
https://www.konami.com/sportsclub/method/
スクワットとか、やらない人は全然やらないかもしれませんが、きちんとやると意外に良い運動になります。でも間違ったフォームで行うと腰や膝を痛める原因にもなりかねませんので、その辺もネットの動画解説を参考に正しいフォームでのトレーニングをされるのがよろしいかと。基本的には「筋肉に厳しく、関節に優しく」を意識されるのがおすすめです。