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ホームページ担当者が退職した後のWeb更新基礎知識

Web担当者退職!?

年度末でお忙しい方も多いと思いますが、もう2月も月末ですね。
春先は転職の季節でもありますが、小規模事業者様などでWeb担当者、つまり自社ホームページの管理を任せている社員が退職してしまった時など、その後のウェブ運営をどうするかは悩ましい問題かと思います。
今回はそのあたりの基礎知識をまとめてみました。
 

「最近ホームページ更新ができていない」

ホームページの内容を自社で更新できると、いちいち外注業者に修正してもらうより早くてその場で確認できるので便利ですね。

が、「以前はパソコンに詳しい社員がホームページの更新をしていたが、担当社員がやめてしまったので最近ホームページ更新作業ができていない」ということはよくある話かと思います。

ホームページをいじるには「HTML」という仕組みをある程度理解している必要があるのですが、ちょっと文章をいじる程度であれば実はそれほど難しくありません。最近はHTMLを知らなくてもある程度の修正は可能になってきていますが、それでもHTMLやCSSの知識がないと「痒いところに手が届かない」というか、微妙にイメージ通りにならないことが多々ありますので、やはりHTMLやCSSくらいはある程度わかっているのが本当は望ましい。

ですがこの「HTML」、ゼロから学ぼうとすると結構ハードルが高いかもしれません。

専門用語に悩む男性イメージ

学び始めからいきなり「タグ」だの「FTP」だの「CSS」だの「javascript」などといった耳慣れない予備知識(というか専門用語)がずらずら出てくると、どうにもハードルが高いというか取っつきにくいと感じてしまうのもまた事実。

実際問題として、全く未経験の人がいきなり独学でマスターしようとするとこれは結構大変かと思います。HTMLの本を買って来て勉強するにしても、ネットで調べるにしても余計な情報が多すぎて「今、やりたいこと」を見つけられない、ということが起こりがちです。この辺もある程度「基本」がわかってしまえば、ネットで必要な情報をささっと見つけて来ることも可能になるのですが、その「基本」を身につける手がかりがない。という状況ですね。

そんな事情もあって、結果的に何年もホームページを放置してしまっている場合もあるようなのですが、長期間放置されているホームページは検索しても上位表示されにくくなりますので、営業ツールとして機能していなかったりもします。そうでなくてもホームページに使われている写真があまりキレイでなかったり、文字の大きさがバラバラだったりと素人感丸出しで「企業のオフィシャルサイトとしてどうなの?」という例はゴマンとある訳で。。。
 

「なんとかできるならとっくにしている」

WebとPCスキルのイメージ

と、いうわけで「そろそろ自社のホームページをなんとかしないとまずいなー」という時にどうするか。

自社でなんとかできれば良いのですが、「なんとかできるならとっくにしている」わけで。

・パソコンに詳しいだけでなく、
・ウェブ制作の知識もあって、
・デザイン的なことも理解していて、

…となると、そんな人はなかなかいません。

そこで本業のウェブ制作会社に修正を依頼することになりますが、社内で更新作業できる便利さも捨てがたい。

そういう場合は制作会社と保守管理の点で相談してみられることがおすすめです。
デザインを直したり、写真をキレイで高品質なものに差し替えるなど、スキルの必要な作業は外注して、簡単な更新は自社でできるようなセットアップをして、基礎の知識を教えてもらえるかもしれません。

 

「ホームページの作り直しが必要だ」

また作り直すの?のイメージ

その一方、制作会社に相談した場合、保守管理のしやすさを考えて「ホームページの作り直しが必要だ」と言われるかもしれません。何年も放置されているサイトの場合、基本構造が古くなっている場合もありますので作り直した方が良いという場合は確かにあります。

何しろWebの世界は変化が激しく、5年前は「何それ?」というような技術が今は「実装していて当たり前」になっていたりします。「レスポンシブデザイン(スマホ対応)」とか「常時SSL/TLS対応」とか(詳細は後述)。そのためせっかくリニューアルしたホームページも作ったその日からすでに旧式化し始めます。10年前にリニューアルしたサイトなら、すでに「旧式化」している可能性は大きいです。

でも(失礼ながら)今までずっと放置してきたのですから、ここで焦らなくても良いのではないでしょうか?
よほど重大で緊急を要する欠陥があるなら話は別ですが。。。

ホームページの作り直しに踏み切る前に、まずは現状のサイトで更新管理をしばらくしてもらって、その会社の信頼感や、作業の丁寧さを確認してからでも遅くはないと思います。制作会社はパートナーでもありますので、制作業務を進める上での「相性」も大事です。

まずは「信頼できる、相談に乗ってくれる制作会社を見つける」ことを優先された方が、長い目で見てお得です。
 

上記記事中の「レスポンシブデザイン(スマホ対応)」についてはこちら↓の記事も参照ください。

【Web制作】2019年春のスマホ対応ホームページ作りとは?

「常時SSL対応」についてはこちら↓の記事も参照ください。

ホームページに「安全ではありません」と表示される理由

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