12月の中旬を過ぎ、いよいよ年末ですね。慌ただしい毎日が続きますが、風邪などにもお気をつけくださいませ。
少し早いですが、今年もお世話になった皆様、ありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い致します。
Webでの集客を行わないというのはやはり損?
ところで今回はホームページの運用について。
ホームページでの集客は作るときだけでなく作った後の運用も大切です。
ホームページを新規で作るときやリニューアルするときは「よし作るぞ!」という感じでクライアント様的にも予算が付きやすく、社内的な協力も受けやすく、比較的熱心に取り組みやすいのですが、その後の運用となるとなんだかんだで放置されている場合が少なからずあるのではないかと思います。
ホームページで集客するには定期的な更新が欠かせないのですが、「言うは易し、するは難し」で実際にはなかなか続かない。
で、気がつくともう何年もホームページを更新していない、と。。。
よく「ホームページは24時間で自社の営業をしてくれる宣伝ツールだ」とか「インターネット上にあるお店のようなものだ」と言われますが、何年も放置されているホームページは「開店休業」状態で、サーバ代やドメイン代を支払っているだけになってしまいます。これは非常にもったいない。
なぜそんなことになってしまうのか、といえばその原因は明らかで、「更新しても問い合わせが来ないし売り上げにもならないので、貴重なマンパワーや予算を投入し続けることはできない」ということになると思います。そして「いつまで我慢すれば結果が出るのか、先が見えない」ということもあるかと思います。
しかしこれだけインターネットが普及して、かなり多くの人が高性能なネット端末(つまりスマホ)を持ち歩いている今現在の社会状況で、Webでの集客を行わないというのはやはり損なのではないでしょうか?
ホームページの自社更新は「割に合わない」!?
最近はブログ感覚で更新できるホームページもありますので、自社で更新することも可能。社内にパソコンに詳しい方がおられればその方を「Web広報担当者」として更新してもらえば運用コストも下げられます。
ただ最初は時間がかかると思われます。
Web制作会社なら当たり前のスキルも、専門外の方にとっては一つ一つが乗り越えなければならない壁として立ちはだかりますので、傍目にはさほど大変そうに見えないことを実行するためにいちいち莫大な労力を投入してしまい「ホームページの自社更新」なんて、
「全っっっ然割に合わない!!!!!」
…となってしまうということも多々あるかと思います。
そうなるとある程度の運用スキルを身につけるまでは運用に要する「時間コスト」が高くなってしまう傾向があるわけで、特にマンパワーの限られた小規模事業者様ほどウェブを使った集客は難しくなってしまいます。
本来なら低コストで運用できるWebでのプロモーションは、小規模事業者様にこそその恩恵があるはずだった、のですが。。。
大切なのは「何を、どのように発信して行くか」ということ
最近はレスポンシブデザイン(スマホ対応)だの常時SSL対応(セキュリティ強化)だのインフィード広告(記事っぽく見える広告)だのとWeb集客するにも新しい技術がどんどん出てきており、専門職でもないのにそこまでキャッチアップしきれない、ということはよくあることかと思います。
さらに問題なのは、そういう技術を使いこなせるだけでは不十分で、その上で、
「何を、どのように発信して行くか」
ということを考えなくてはならないということがあります。ガワだけ立派でも、中身がないと訴求力が足りないことが多いのです。ここが大切というか、Web集客の「キモ」はここにこそあると言っても過言ではないと思います。
あえて例えて言うなら英語を覚えたからと言って、面白い英語の小説を書くことができるようになるかと言うと、それはまた別の話、というような感じかと。でも見る(読む)人にとっては、面白い内容かどうか、そちらの方が大事なわけで。言い方を変えるなら本当に大切なのは小手先のテクニックではなくて、どういう内容(コンテンツ)を発信して行くか?ということに尽きると思います。
「コンテンツ作りに自信がない」という場合は…
この「何を、どのように発信して行くか」は見よう見まねで続けて行くうちに身についてくることもあるので(個人差はあるかと思いますが)、自力で更新し続けてWeb集客のスキルを身につけることは決して不可能ではないと思います。これまでも店頭POPなどで広告宣伝をやってきた経験のある方であれば、WordPress(ワードプレス)などのブログ感覚で更新できるホームページを使って「自力でホームページの更新や情報発信をして行く」ことにチャレンジされるのも宜しいかと思います。自力で広告制作をしてみることは広告制作業者を選ぶ「選球眼」を養うことにもなりますし。
「何を、どのように発信して行くか」という「コンテンツ作り」に自信がない、あるいはなるべく早く「問い合わせ」や「売上」が欲しいという場合はやはり専門のウェブ制作業者に今の状況などを話して、予算内でWeb保守管理をしてもらうようにされるのが、費用対効果としては最も良いのではないでしょうか?
良心的なWeb制作業者であれば、打ち合わせの内容を踏まえてしっかりした「コンテンツ」のあるホームページの更新をしてもらえると思います。
コンテンツの大切さについては↓下記の過去記事も併せてご覧ください。