集客ツールの基本、折り込みチラシの基礎知識と売れるデザインのポイントとは?
代表的なのは「B4輪転印刷」と「A4平台印刷」
インターネットが発達しても、気軽に見ることができる紙媒体のチラシは依然として有効な広告宣伝ツール。
「フライヤー」とも呼びます。スマホの画面より広く、パソコンを起動する手間もありません。
最も一般的なB4袋印刷
チラシ/フライヤーとして最も一般的なのは「B4袋印刷」と呼ばれるものでチラシの周囲に白いフチがつきます。B4と言ってもB4正寸より一回り大きくなります。高速輪転機で大量に印刷し、周囲を「化粧断ち」しないので印刷コストが低くてすみます。印刷用紙は薄手のコート紙が一般的です。
新聞折り込みチラシで最も多いのがこの仕様のチラシです。
ポスティング向きのA4チラシ/フライヤー
次に一般的なのはA4正寸のチラシ/フライヤーで、こちらは白フチのない「4辺化粧断ち」となります。 印刷した後に周囲を切り落として正寸に仕上げるため、紙面の端まで写真や文字を印刷することも可能です。 (ただし本文などを紙面の端まで印刷すると見栄えが悪くなりがちなので注意が必要です) A4サイズのチラシはポスティングでの配布が一般的ですが、新聞折り込みされる場合もあります。
【豆知識】「4辺化粧断ち」と「平台印刷」
輪転機ではロール状の用紙を送り出しながらどんどん印刷して後から切り離して仕上がりとなりますが、平台(ひらだい)印刷の場合は四角い用紙を平らな台の上で印刷し、さらに4辺を規定のサイズに切り落とし(断ち落とし)をします。
「一発勝負」の傾向が強いチラシ/フライヤーでの広告デザインには「インパクト」が不可欠!
チラシ/フライヤーはカタログ、パンフレットなどに比べると「一発勝負」的になる傾向が高くなります。特に新聞折り込みチラシなどでは他のチラシと束になった状態で配布されるため、「その中でいかに目立つか?」ということが重要になります。
つまり「インパクトのある」デザイン、表現が求められます。しかしその「インパクト」は単なる刺激だけでなく、売り上げにつながる内容を伴ったものである必要があります。
「目立てば売れる!」とはならないのが広告デザインの難しいところです。
広告での「好まれる」インパクトとは?
また、業種が変われば広告表現も変わります。例えば飲食店様と、学習塾様と、自動車販売店様では同じ広告にはなりません。(例外はあります) やはり伝えたい内容を的確に、分かりやすく、印象に残る形で伝えられるかどうかが重要だと考えています。
広告に必要な「インパクト」については下記の記事をご覧ください。
→ 広告を見てもらうための「インパクト」と「ウソ・ズレ・ムリ」の落とし穴
折り込みチラシの制作実例
当事務所「グラッドワークス」でのB4チラシとA4チラシ制作実例の一部です。
※下の画像をクリックすると拡大画像を表示します。
折り込みチラシ/フライヤー価格表
標準的な制作料金の一覧です。下記以外にも片面印刷のみ、片面カラー/片面モノクロなどもできます。B4袋断裁は大量印刷向き、A4裁ち落としは小部数対応可能です。
B4袋断裁・両面フルカラー(4色印刷)の場合
【両面フルカラー(4色印刷)の場合(税込)】
1万枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 14.08万円(単価14.08円) |
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3万枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 16.83万円(単価5.61円) |
5万枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 18.48万円(単価3.696円) |
※B4サイズ・用紙:コート53kgの場合(チラシ用としては一般的な薄めの紙)
※周囲に約1cm幅の白い縁が付きます(袋断裁)
※新聞折込・ポスティング等の配布料金は別途必要となります。
A4裁ち落とし・両面フルカラー(4色印刷)の場合
【両面フルカラー(4色印刷)の場合(税込)】
1,000枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 7.7万円(単価77.0円) |
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2,500枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 8.03万円(単価32.12円) |
5,000枚の場合 | デザイン制作・印刷料金 8.58万円(単価17.16円) |
※上記価格はA4サイズで用紙はコート90kg(少し厚めのしっかりした紙)の場合です。※使用する用紙の種類や厚さにより価格は変わります。厚手の紙を使用すると高級感を出す事ができます。※仕上がりサイズはA4正寸で、フチは付きません。※新聞折込・ポスティング等の配布料金は別途必要となります。
このページの情報について
※制作においては必要に応じて写真撮影も行います。また、お客様自身で撮影された写真や、市販の画像素材なども活用します。(内容によっては別料金になる場合もございます)
※印刷物のオリジナルデータのお渡しはしておりませんのでご了承ください。
※印刷物は紙厚が厚いほどしっかりした印象となりますが、印刷コストは上昇します。また、印刷物は「版代」の占める割合が大きいので、印刷枚数が多いほど、1枚あたりの単価は低くなります。
(参考情報:印刷用紙の種類と厚さの基礎知識。そして印刷物の枚数とコストの関係は?)
※このページに表示されている価格はすべて税込表示です。
※掲載の制作料金は標準的な場合のものです。内容が著しく複雑であったり、工数、時間のかかる場合は追加料金が発生する事があります。
※このページに表示されている価格は2023年8月現在のものであり、物価変動等の要因により予告なく変更になる場合があります。
※上記価格には印刷物納品時の送料は含まれません。
※主な営業エリア(その他エリアの方もご相談ください。可能な範囲でご対応致します)
【横浜市】港北区/都筑区/青葉区/緑区
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