12月も3分の1が過ぎて、今年(2021年)も年末感が増してきました。
クリスマスやお正月も近づいてくるこの時期。
昼間でもぐっと冷え込む日も増えてきて、当事務所のある横浜市都筑区でも、紅葉の盛りを過ぎた落ち葉が歩道にたくさん落ちています。
ウェブ制作の基本中の基本、「ワードプレス」を簡単に説明
ところで今からホームページを立ち上げようする場合(リニューアル含む)、Web制作会社に依頼すると、おそらく「ワードプレス(WordPress)」でのホームページ作りを提案されることが多いと思います。
Web業界にいると当たり前の存在の「ワードプレス」ですが、専門外の方からすると「ワードプレスって何?」という方もまだまだ多いと思います。そこで今回は今やウェブ制作の基本中の基本、「ワードプレス」とは何かを簡単に、3分で読める程度にまとめてみました。
よろしければお目通しくださいませ。
元々は自前のブログを作るためのものだったのですが…
ワードプレスは元々は「自前のブログを作るためのアプリ」と思っておいて頂けると宜しいかと思います。
これに「テーマ」というものを被せることでデザインや構成をいろいろ変えられます。
アメブロなどのブログサービスの「デザインスキン」のようなものだと考えて頂くとイメージしやすいかと思います。
「ワードプレス」自体は無料で使い放題です。
「テーマ」も無料のものや有料のものが色々ありますが、まずは無料のものでも結構使えます。
この「テーマ」を変更すればブログでなく、ちゃんとしたホームページの形にすることができます。
最近のホームページは大抵これですね。
ワードプレスの何がそんなに良いのか?というとやはり「スマホ対応」。
一つホームページを作っておけば、
パソコン(PC)でアクセスすればパソコン用の表示(PC表示)になり、
スマホでアクセスすればスマホ用の表示となります。
ちなみにスマホ用の表示は「SP表示」と呼んだりします。
「SP」とはスマートフォン(Smart Phone)の頭文字です。
自動でパソコン用表示とスマホ表示を切り替えてくれるわけですが、こういう仕組みを「レスポンシブデザイン」と呼びます。
でもカタカナ用語が苦手な方は無理に覚えなくても「スマホ対応」で十分通じます。
今やホームページのスマホ対応は商売上必須
最近はネットを見るときパソコンを使う人は減っているようで、ホームページのアクセス解析など見ているとスマホでの表示が多数派になっています。会社でパソコンを使っていても、自宅にはパソコンがない、あっても滅多に使わないという人が多くなってきている…ということが数字でわかります。
ビジネス用のホームページ(いわゆるBtoBサイト)ではそれほどでもありませんが、飲食店や小売店といった消費者向けのホームページ(いわゆるBtoCサイト)ではスマホからのアクセスが7〜8割くらいに達します(業種によっても異なります)ので、今やホームページのスマホ対応は商売上必須である、と言ってしまっても宜しいかと思います。
検索サイト(グーグルとかヤフーとか)も「モバイルファースト」といってスマホ重視の姿勢を打ち出しているので、スマホ対応してあるウェブサイトは検索結果画面での上位表示(いわゆる「SEO対策」)に有利だと言われています。
では、「ワードプレスでホームページ作ったらいきなり検索結果のトップに表示されるのか?」というと残念ながらそうはなりません。検索での上位はみなさん狙っているので、新しく作ったホームページがいきなり検索結果で上位に表示されることは困難な状況です。
近ごろはホームページの中身で勝負する時代
世の中に認知されるためには時間がかかるように、ホームページもインターネットの世界である程度認められるには時間も必要ですし、それなりの営業努力も必要になってきます。
ホームページに「仕掛け」を組み込んで検索上位を狙う時代はとっくの昔に過ぎ去り、近ごろはホームページの中身で勝負する時代となっています。(詳しくはこの下のリンクからどうぞ)
検索エンジンも日々進歩しているので、実際に役に立ったり面白かったりしないと上位表示されにくくなるのは必然的流れ…ということのようです。
…と、いうことでWordPressの基本を簡単にまとめてみました。3分どころか1分くらいで読めてしまった方もおられるかもしれませんがご了承くださいませ。
よろしければ下記の記事も併せてご覧くださいませ。
スマホ対応ホームページ制作の、もう少し掘り下げた記事はこちら