おはようございます。
私事ですが本日2020年10月1日、「グラッドワークス」は前身である「アルファデザイン」の時期を含めて17周年目を迎える事ができました。これまでご支援、ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。
今後もひとつひとつの案件に丁寧に取り組んで参りますので、引き続き宜しくお願い致します。
開業16〜17年目の1年間のブログ記事を振り返る
上の写真は横浜市都筑区、仲町台駅近くにある「せせらぎ公園」の眺めです。
都築I.C.側(仲町台駅とは反対側)から、木々の緑陰深い鬱蒼とした舗道を歩いて行くと、突然目の前がぱっと開けるように大きな池のある空間が広がります。今年は新型コロナなどで、世の中的にも大変な一年でしたが、その先に明るい未来が開けるように微力ながら頑張って行きたいと思います。
…と、いうことでフリーランスの個人デザイン事務所を運営して16年目〜17年目の1年間に書いたブログ記事の中から、主なものを取り上げて振り返ってみたいと思います。SNSやPV数、その他で反響のあったものの中からピックアップしています。
誰も気にしない?(かもしれない)文字のスキマの話。
印刷物では昔から普通にある文字詰め(カーニング)。漢字や仮名文字(ひらがなとかカタカナとか)、約物(句読点など)の隙間を詰めて一定にするものですが、最近は一部のWebサイトでも使われるようになって来ています。
専門外の方にはちょっとわかりにくく、また気にしない人も少なくない(かもしれない)「カーニング」について書きました。
手っ取り早く、カッコ良く!?
広告やWebデザインなどで、ちょっとクールな印象に決めたいときに「写真を白黒にする」という手があります。
画像をモノクロにするだけでも結構成立するので、「手っ取り早く、クールでカッコ良いイメージのデザインにしたい!!」…という場合には試してみる価値はあるかもしれません。比較的簡単にできるので便利ですが、乱用にはご注意を。
派手なだけではない、「インパクト」の世界。
世の中には広告だらけで、ただ普通に商品名と商品写真を並べただけの広告では、その大量の広告の中に簡単に埋没してしまいがち。その結果、せっかく広告を打っているのに売上が伸びずに広告予算すら回収できなかった。。。というのは困ります。ということで他の広告に負けない、「インパクトのある表現」は常に求められることではあります。
でも「インパクト」って何でしょう?
桜が散っても、続く春。
日本では春らしさの表現として「桜」はお約束の定番表現。でも最近は温暖化のせいか桜が咲くのも散るのも早いことが多く、タイミングによっては「桜」のイメージ以外の「春らしさ」の表現を考える必要があります。
そこで色彩術の観点からサクラ色に頼らない広告デザインについて書きました。春らしい軽やかさを演出する手法として「ホワイトスペース」の活用も紹介しています。
在宅ワークのお悩みに。
新型コロナウイルス対策で一気に広がった「テレワーク」。ネットなど使用しての在宅勤務ですが、「モチベーションが上がらない」「運動不足で太った」などのお悩みもあるようです。そこで私個人のフリーランスでの17年間の経験をもとにテレワークでの問題と解決法について考えてみました。(※個人レベルでの創意工夫の話になりますがご了承くださいませ)
夏の広告、色づかいのパターン4種類。
四季の変化がはっきりした日本の風土では特に、広告での「季節感」は大切な要素。ホームページなどのWebデザインでも季節感は有効です。でも「夏らしさ」と言ってもいろいろあって、「小学生向け」の夏らしさと「大人のリゾート」のそれは異なりますね。そこで用途別に「ざっくり4種類」に切り分け、夏らしさのある広告デザインに使いたいイメージカラーをご紹介。
たった4色ですべてを表現できる、わけではない話。
チラシやパンフレット、カタログなどのカラー印刷は通常「CMYK」の4色で印刷されますが、「蛍光色」などは専用の印刷用インクを追加する必要があります。これを「特色」と呼びます。特色は会社のロゴの色を正確に出したいときや、厳密な色彩表現が求められるような印刷物でも使われます。メタリックカラー(金属色)も「特色」で印刷しますがこの場合2色追加となります。
ドメスティックスタンダードな、日本の「B判」。
普段何気なく使っている紙のサイズですが、A判は国際規格のサイズなのに対してB判は日本独自の規格となっている、というお話です。実は国際規格のB判もあるのですが、日本国内ではその存在すらあまり知られていないのではないでしょうか?一方、新聞折込チラシの印刷用紙などでは、B4の「輪転サイズ」(袋断裁)というものもあります。そんな複雑な用紙サイズの規格についてまとめました。