おはようございます。台風の影響で日本各地で荒れ模様の天気ですが、皆様大丈夫でしょうか?
当事務所のある神奈川県都筑区でも断続的に雨の降る朝となっております。
どんどん出てくる新技術。でもそれにも理由があります
インターネットが本格的に広まってきたのはここ20年くらいですが、特にここ数年程度のあいだに多くのウェブサイト(ホームページ)の見た目の印象が変わった、と思いませんか?
最大の理由は「スマホ対応」。
そしてそれに伴う「フラットデザイン」化の流れ。
「スマホ対応」というのはスマホの狭い画面でも見やすく、使いやすいようにホームページの表示を切り替えられるようにすることで「レスポンシブデザイン」と呼ばれるものです。
「レスポンシブデザイン」については下記の過去記事も併せてご覧ください。
このスマホ対応の流れの中で、立体的な装飾を排除した「フラットデザイン」も主流になってきました。
見た目の印象の変化の直接的な要因はこの「フラットデザイン」の普及が大きいと思われます。
「フラットデザイン」についての詳細は下記の過去記事も併せてご覧ください。
今からリニューアルするなら「スマホ対応」「常時SSL」がおすすめ
このような流れがあって「それ以前のサイト」と「以後のサイト」は見た目の印象がかなり違います。
そのような技術的な事情を知らなくても「フラットデザイン」の雰囲気になっていないサイトは「何となく古臭いなあ」と思われがちという傾向はあるようです。
実際、10年以上前に作ったホームページであれば、見た目の印象だけでなく、技術的にも古くなってきて色々と不都合なことがあると思いますので、ホームページのリニューアル、つまり「作り直し」を検討されても良いと思います。
構造的に古いと検索しても上位に表示されにくい(つまりSEO的に不利な)傾向がありますので、なるべく新しい仕様に変更されることは営業的にも意味があると思われます。
今からリニューアルするなら「スマホ対応」だけでなく、「常時SSL」にも対応されるのがおすすめ。「常時SSL」というのは「セキュリティ対策」と考えていただけば宜しいかと思います。
詳しくは下記の過去記事を参照くださいませ。
それでも重要なのは、ホームページに書いてある内容(コンテンツ)
そのような「見た目と構造」のリニューアルも大事ですが、一方でやはり大事なのが、「そのホームページに何が書いてあるか」ということ。
ホームページを見に来てくれた人の求めに応えられる情報がわかりやすく掲載されているのが、その人にとっての「良いホームページ」なので、内容が古くて現状に沿わないのはまずい。
また見た目だけ立派でも、書いてある内容が乏しい場合は閲覧者は早々に他のサイトに行ってしまってこれまたまずい。
ホームページをリニューアルするのであれば、ホームページに掲載する内容、つまり「コンテンツ」も見直されるのがおすすめ。
内容自体は変える必要がなくても、言い回しや見せ方など、改善の余地は常にあります。
ホームページの内容の重要さについては下記の過去記事も併せてご覧ください。
ホームページの代わりとしてブログやSNSを使うのもありですが…
ホームページをリニューアルするも何も、そもそもホームページ自体がない、という場合もあるかもしれません。
ブログやSNSでもWebを使った告知をするというのも暫定的対処法としては「あり」ですが、できれば簡単なものでも良いのでホームページはあったほうがおすすめです。
信頼感も上がりますし、企業情報や事業内容の紹介など、基本情報をわかりやすくまとめてあるウェブサイトがあるとお客様にとっては便利。いわゆる「ユーザビリティが高い」と言われるものです。
ユーザビリティの高いサイトはSEO的にも有利ですし、サイトを見てくれる人の信頼感もアップする傾向が高いので、ぜひ取り組みたいところです。
すでにホームページがあって、「スマホ対応(レスポンシブデザイン)」も「常時SSL」も実装済みなのに、売上につながらない…という場合、やるべきことは「サイトのリニューアル」ではなく、サイトの内容(つまり「コンテンツ」)を修正することだと思われます。
ホームページをゼロからリニューアルする前に、サイトのコンテンツの再構成で結果が出れば、安く、早く、売上向上や業績の改善が可能です。